自分の適職を選ぼう! 詳しく知らなかった日本の職種! ~経理・財務編~
職種について知ろう!
転職活動において重要なのが「業種(業界)」「職種」の研究です。
「職種」とは「担当する仕事の種類」のこと。
担当する仕事内容に沿って「営業職」「販売職」「事務職」等と分類したものです。
日本にはどれくらいの職種があるんだろう。
人と関わりたい、勉強をして知識と技術を身につけたい・・・
やりたいことってたくさん出てくるけど、なんていう職種だろう。
何となく知ってるつもりだけど、それって本当にあってる?
そんなモヤモヤを解消するためのヒントを紹介していきます!
事務(経理・財務)について
今回は事務の中でも経理や財務という職業についてご紹介します。
経理や財務と聞くとどんなイメージですか?
私は会社の金庫番!という印象です。
数字に強くないといけない、資格を持っていなくてはいけない。
ちょっと難しそうだな…というイメージがあります。
実際の仕事内容とは…
会社の経営状態を最も正確に把握しているのが経理・財務担当者。
どこからお金を借りて、いつ何に使ったかを記録するのが仕事です。
日常の出入金管理や帳簿づけ、伝票整理といった細かな作業から決算表、貸借対照表、財務諸表の
作成などを行います。
また、金融情報の収集・分析・資金面から事業計画を立て資金調達する、資金の使途で問題点を発見したら
各部門に改善の指示を出す、といった業務を担当することもあります。
このように経営と密接に結びついた仕事は、経理部門で行うこともありますが、
別に財務部門を設ける会社も増えてきています。
経理・財務職が求められる素質は?
■忍耐力
経理では、帳簿上に問題が見つかれば、領収書を一枚一枚見直していく地道な作業もあるため忍耐強くコツコツ取り組める人にふさわしい仕事です。
■向上心
単にお金を計算するだけではなく、よりプロフェッショナルな仕事が求められます。仕事に役立つ税理士や簿記の資格にチャレンジする向上心も大切です。
また、時代の流れとともに変化していく会計基準に合わせて世の中の流れを見ながら新しい分野の専門知識を自ら身につけようとする姿勢も必要です。経理もシステム化されてきているのでPCの知識も求められます。
■規律遵守力
お金に一番近いところにいる経理・財務担当者には、モラルやマナーが人一倍望まれます。
ウソの数字を記録しない、いい加減な請求書や領収書に対しては支払わない、といったことを
きちんと守れる几帳面なタイプ、また業務上の機密は遵守する誠実なタイプに向いてます。
■計数感覚
どのタイミングでどれぐらい資金を調達すればいいのかを経営陣にアドバイスするには、貸借対照表の数字を大局的にとらえて損益の見直しを立てられる数的思考力が要求されます。
■マネジメント力・問題認識力
経費や予算編成をしっかり管理できる力を持っている人が必要です。
そのためには、各部門の仕事をきちんと理解していることが前提です。仕事内容がわかっていれば各部門の予算・売上・経費などの資金面から問題点が見つけ出せし、改善策を指示するコンサルティング的な役割を果たすこともできます。
経理・財務で働くメリットとは?
■会社の経営に直結した仕事ができる
会社の進むべき道を、経理・財務面から客観的に見てサポートができます。
正しいことは当たり前。いい加減なことは許さない。鋭い視点で会社の未来を作れます。
■自らの専門性を高めることができる
専門的な知識を学ぶことで、税理士や簿記などの資格を取得していくことができます。
わかりやすく言うと「手に職」という面では事務の中でも専門知識を身につけ自分の価値を
上げていくことができます。
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自分の持っているイメージで決めつけてしまい見ることがなかった世界ってありますよね?
経理や財務ってやってみたい!と思う方は多いと思いますが、ただ知識をつけるだけでもダメですし
自ら勉強する向上心とともに会社全体を律する気持ちをもって様々な角度から見ていくことも必要です。
ここのポジションの人がどれだけ会社の中で重要な人物か理解できたと思います。
専門知識を身につけながら一生モノの仕事にするにはそれなりの努力が必要ですね。
次回は・・・広報(広報・宣伝)
事務や企画と並んで人気の広報!!
自分の会社をどう世の中にアピールしていくのか試行錯誤しながら様々な方法を使って業務を行います。
実際、会社の中でどんな役割を果たしているポジションのお仕事か知ってますか?
そんなところを解決していきましょう!