職種(仕事の種類)を知って、自分の適職を選ぼう! ~広報編~
職種について知ろう!
転職活動において重要なのが「業種(業界)」「職種」の研究です。
「職種」とは「担当する仕事の種類」のこと。
担当する仕事内容に沿って「営業職」「販売職」「事務職」等と分類したものです。
日本にはどれくらいの職種があるんだろう。
人と関わりたい、勉強をして知識と技術を身につけたい・・・
やりたいことってたくさん出てくるけど、なんていう職種だろう。
何となく知ってるつもりだけど、それって本当にあってる?
そんなモヤモヤを解消するためのヒントを紹介していきます!
広報(広報・宣伝)について
今回は広報の職業についてご紹介します。
広報と聞くとどんなイメージですか?
会社の宣伝をしていているというのは何となく想像できると思います。
では実際どんな人と関わってどんな仕事をしているかわかりますか?
詳しく解説していきます!
実際の仕事内容とは…
広報活動は、消費者やマスコミに向けた社外広報、社内報の作成などの社内広報、
IRと呼ばれる投資家に対する広報と、主に3つに分けられます。
宣伝は、この中の社外広報を専門的に行う部門です。広告代理店に所属している場合は企業から依頼を受け、
先方の担当者と話し合いながら広告物を製作します。メーカーの宣伝部に所属している場合は、
自社製品や事業内容を広告代理店に説明し、一緒にプランニングして広告物ができ上がるまでの進行管理を
担当します。広告物は、ポスターやチラシの作成、コピーの決定、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ番組への
情報提供、CM作成など多彩です。会社によりカバーする業務範囲は異なります。
広報職が求められる素質は?
■情報収集力
自社がPRする製品についてはもちろん、会社全体の流れ、業界内の動き、ファッションやカルチャーなどに精通し、常に「次の一手」を考える姿勢が必要です。広告媒体の効果的な利用方法に関する情報収集も必須です。
■コミュニケーション能力・交渉力
制作部と組んで広告を制作したり、マスコミや投資家と折衝を行ったりと、社内外の人と接する機会が多いだけに、コミュニケーション能力は不可欠です。社外の人は広報・宣伝担当者を会社の代表と見なすので、それにふさわしいマナーや気配りも大切です。
また、広告制作をしていくうえで、社内外の人たちの意見を調整していくのも大切な仕事の一つです。広告代理店の広報・宣伝だったら、相手企業の担当者の意向を実際に広告を制作するスタッフに伝えます。双方の主張が折り合わない場合は、両社に納得してもらえる落としどころを見つける力が求められます。
■創造力
広告を制作するスタッフと対等に話ができる、クリエイティブな能力が必要です。
また、自社商品などをPRするのに、どの媒体でどんな広告で訴求するのが一番効果的かを考え、実際に各媒体へ働きかけ広告制作をリードするのも仕事のうちです。
■プレゼン力
自分のプランの見直しを社内外の人や投資家に理解してもらうためのプレゼンテーション能力は、最も重要な要素の一つです。過去の広告を引き合いに出し具体的に説明したり、投資家からどのような質問を受けても明確に、しかも説得力を持って説明できる力がある人に適した仕事です。そのため経営的センスを身につけた実務経験が求められることも多いです。
■プラス思考力
営業担当者のように、なかなか目に見える成果が出にくいため、ときには広告・宣伝担当者自体の存在意義を問われることもあります。そんなときにも、自分の仕事を信じて前向きに頑張れるプラス思考力が求められます。
広報・宣伝職で働くメリットとは?
■目的に応じた広報・宣伝戦略が立案できる
自社の状況や特徴を客観的に把握することで社内外の交わりからアピールする方法を見出すことができます。
消費者、株主、社員など誰にどういったものをどういう形で伝えるのか、目的が非常にわかりやすく
それについてのアイデアを出しながら実行させていく面白さがあります。
■クリエイティブの最前線にふれることができる
常に情報の最前線を知っておく必要があり、知ることができます。
自分が色々なところにアンテナをはることで、新しい発見や新サービス、様々なものに発展しながら常に最前線で挑戦していくことができます。
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自分の持っているイメージで決めつけてしまい見ることがなかった世界ってありますよね?
広報とか宣伝と聞くと、CMとか看板やポスターのイメージがあると思います。
ただ、宣伝するだけでは何も響きません。自社の商品やサービスを知った上で、どんな人に買ってもらいたい
知ってもらいたい。そのためには誰に何を頼んで…とやることは様々です。
外部の人とのコミュニケーションや自らの発想力、行動力、すべてにおいて常に自分が一歩先を行きながら
挑戦していけることはすごく面白みがあると思います。
その反面、いろんな人の思いを背負い会社の顔としてチャレンジしていく精神力が必須ですね。
次回は・・・事務(総務・人事)
事務といってもポジションはたくさんあります。
次回は総務と人事についてご紹介していきます。
人事は会社のためにあらゆる手法を使って人材の確保をしている。というのはイメージできると思います。
では一体総務は何やってるかわかりますか?会社の中でどんな役割を果たしているのかわかりますか?
そんなところを解決していきましょう!